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開発合宿の Tips

Wed Aug 30 02:55:14 -0700 2006

こんにちは、ジュンヤです。

合宿の話でもう少しひっぱりたいと思います。

僕は今回の開発合宿が4回目の参加でした。ウノウで3回、他に百式開発合宿に1回参加しているのですが、その中で学んだ僕なりの開発合宿の Tips を今回は書きたいと思います。

1. 机が良い

もう10歳若ければ平気なのかもしれないですが、和室にちゃぶ台、座布団または座椅子でさえも畳の上に長時間座っての合宿はつらいです。腰に来ます。今回お世話になったペンション木馬は、前回の百式開発合宿と実は同じ場所だったのですが、ご好意でずっと食堂のテーブルを使わせていただき、その点では最高の環境でした。

2. デュアルモニタで30%(?)効率アップ

デュアルモニタにすると生産性が30%アップする という話があります。前回参加させていただいた百式合宿では合宿慣れされている百式田口さんとサイドフィード赤松さんが液晶ディスプレイを持参していて、非常にいいなあと思ったので、最近買ったばかりのモニタを持参してみました。ノートパソコンとつなげてデュアルモニタにし、コードは画面の大きい液晶モニタで書き、ブラウザでの動作確認や調べものは小さい方のノートのモニタでおこないました。動作確認で動きがおかしいときには、別のモニタの方でログを tail -f *.log (僕は Windows 環境なので Cygwin 上で)などとやって流しておくようにすると、どこでうまくいっていないかがわかり非常にデバッグしやすかったです。
あと、モニタを購入したときに入っていた箱を取っておけば、持参しやすかったのにと思いました。今回は大きな紙袋に入れてきたのですが、集合場所まで混んでる電車に乗っていくのが嫌だったためバスで行かざるをえませんでした。

3. Ruby on Rails

僕は最近 Ruby on Rails を使い始めてみました。その魅力にとりつかれています。今回の合宿でも Rails を使って開発しました。Ruby も Rails もまだまだ覚えたてで、何をするにもいちいちリファレンスを参照しないとできないという状態にも関わらず、PHP で書くよりも格段のスピードで作りたいものができていきます。合宿という短期間のうちにある程度の成果を出さなければならない場では、このスピード感はうってつけです。値のチェックのためにゴリゴリ何行もコードを書いていると合宿ではやる気が持ちません。Rails だとほんの数行、ときには一行でこうした面倒な処理をやってくれるため、サクサク進めてみるみるアプリケーションができていくため、楽しくてやる気を持続させることができます。

以上、机、液晶ディスプレイ、Ruby on Rails の3つのおかげでこれまでの開発合宿の中では最高の効率で開発することができました。僕にとっての開発合宿の三種の神器です。

ほかにもいくつか Tips を列挙します。

4. 良く寝る

もう10歳若ければ。。。という話はやめておきましょう。睡眠大事です。今回の合宿では2泊とも良く寝るようにしました。環境が違ってあまり良くは寝られませんでしたが、それでも昼間は頭すっきり、合宿が終わったあともそれほど疲れが残りませんでした。徹夜で開発するのは僕の場合は無理です。効率がみるみる落ちていきます。

5. つまづいたら散歩、あるいは風呂

今回の合宿では目の前を清流が流れていて散歩するには絶好の環境でした。はまったときには散歩するか風呂に入るとよいです。歩いて体を動かすことでふと良いアイデアが浮かぶものです。

6. 薬とかコンタクトの洗浄液などを忘れない

前回、コンタクトの洗浄液を忘れてしまって、普段あまりかけなれてない眼鏡で開発せざるをえませんでした。また今回は、なぜか頭痛に悩まされたのですが、宿の方に頭痛薬を分けてもらい助かりました。体のどこも悪くないという人は平気でしょうが、開発合宿って結構タフなので、自分の弱いところにダメージが来やすいため、ふだん胃腸が弱い人は胃腸薬をもっていくとか風邪ひきやすい人は風邪薬、頭痛持ちの人は頭痛薬というように万全の準備を怠らないようにしましょう。

7. ローカルの開発環境を用意しておく

無線 LAN のある場所を選んできているとはいえ、ネットワークの速度が思うように出なかったり、接続しにくかったりということが起こりえます。完全にローカルで開発できるような環境を用意しておくにこしたことはないです。ちなみに Ruby on Rails だと始めからローカルの開発環境が用意できています。

8. CSS のテンプレートファイルを用意しておく

これも前回の百式合宿で痛感したことだったのですが、他の皆さんは CSS のテンプレートファイルを用意していて、始めからある程度見た目がちゃんとしたものができていました。僕だけ HTML 丸裸のまま開発していたので、途中経過を発表するときとかちょっと恥ずかしい思いをしました。そこで、今回は以前に作ったサイトのものの使いまわしですが CSS ファイルを用意しておいたので、はじめからある程度はみばえよくしておいたため、「おおなんか結構できてるじゃん」と自分のやる気を高めることにもつながりました。

こんな感じでしょうか。
他にもこんなのあるよといった Tips がありましたらぜひ紹介してください。