IA (Information Architecture)系で重要サイトであるBoxes and Arrowsの記事の前半部分にこんなくだりがありました。
【要約】サイトリニューアルで、一般のデザイナーからデザインを公募しました。世界中からそれはそれはすばらしいデザインが集まってきて、公正な選定により、採用されるデザインが決定しました。きれいで、クリエイティブで、かっこいいデザインでした。にもかかわらず、私たちはこのリニューアルが失敗であったと反省しています。それはなぜでしょう。
結局のところ、
・ユーザーさんにサイトをどのように使ってもらいたいか
・ユーザーさんに何を、どのように伝えたいか
・ユーザーさんの声を、どのように受け止めるか
を『真剣に』考えているのは、サイトを開発している私たちしかいないのです。
デザイナーは、上記のような『作る人のキモチ』を代弁することができなければなりません。そのキモチを代弁することができるのは、まさにサイトを開発しているメンバーの他にいないのです。どんなに腕のいい外注さんでも、この事実を覆すことができないのです。...続く。
さて、なぜこんな話をしていると思いますか?ズバリ...
ウノウでは、デザイナーさんを大募集中!
なのです。
デザイナーならクリエイティブなデザイン・スタジオで働いてみたいと思うものです。そのキモチ、筆者はよくわかります。プログラマーが、プログラミングのことを理解し切磋琢磨できる畑で活躍したいと願うのと同様に、デザイナーはデザインを理解し切磋琢磨できる畑で活躍したいものです。
デザイナーである筆者が8ヶ月ほど前に転職活動で選択したのは、デザイン系受託制作会社ではなく、あえて、スーパーなプログラマーたちのそろう、Webサービスを自社開発する会社(=ウノウ)でした。今ウノウでデザイナーさんを募集するにあたり、自分の体験を踏まえてデザイナーがWebサービスを自社開発する技術系の会社で働くことの意義をご説明したいと思います。
(1)本当の意味でユーザーのためのサイトを作ることができる
企業のサイトを制作するのが、受託制作の基本ですよね。受託では、あなたのデザインで本当に喜ぶのも、あなたのデザインに文句をつけるのも、実際に使う・見るエンドユーザーさんたちではありません。あなたのデザインによって利益がもたらされる発注企業です。ウノウでは、デザインでユーザーさんを喜ばせることが、あなたの仕事になります。
(2)作りたいものを作れる土壌がある
自社開発系のウノウでは、社員が「欲しい!」と思ったものを作ることが、事業の基本です。プログラマーであっても、デザイナーであっても、作りたいもののアイデアは平等に降ってきます。そのアイデアを、形にできる制度と可能性が、ウノウには整っています。こういうの作りたかったけど、プログラミングできないから・・・とあきらめたりしていませんか?アイデアが社内の凄腕エンジニアをインスパイアすれば、きっと協力してくれるに違いありません。
(3)凄腕エンジニアに学べる
上記のような会社なので、凄腕のエンジニアたちが後から後から入社してくるのがウノウです。その辺のデザイン・ファームにはいない人種です。そんなに本腰入れてプログラミングが出来るようになりたいと思っているわけではなくても、技術的なことをある程度理解している、していないの違いは、あなたのデザイナーとしてのキャリアパスに大きく影響するはずです。
(4)毎日使えるデザイン、という挑戦がある
Webサービスは、万人が日々使い、何度でも戻ってくることを前提に作られます。デザインは、「使うもの」という点でアートとは全く性質の異なるものですよね。使いたいと思うものを、使いたいところに、使いたい気を促進する形で置いて行く。毎日使うものだから、デザイナーに課される挑戦は、とても大きいのです。やりがいも、得るものも、大きいのです。
こういう意義をしっかり見据えてウノウにデザイナーとして参加された場合にあなたに着いてくるであろうデザイナーとしての付加価値は、今後のキャリアにきっと大きなインパクトを与えると私は思います。そう信じているから、私もがんばっています。
ちょっとでも「ウノウ入りたい!」と思った方は、ぜひ求人ページから応募してみてください。お待ちしてます!