はじめに
4月にウノウ入社しました、takaと申します。
ウノウではまだまだなAndroidですが、敢えてMacでAndroidアプリ開発環境を整えてみようと思います。元々はWindowsユーザでしたがウノウではMacを使って作業していますので、慣れる目的もあります。AndroidアプリはJava、Eclipseを用いた開発が主流だと思いますのでWindowsでもほぼ同様の手順で構築可能なはずです。
JDK6
- Mac OS Xでは標準で入っていたので特に作業無し。
Eclipse 3.6 Helios
- http://www.eclipse.org/
- http://www.eclipse.org/downloads/
Pleiades
- http://mergedoc.sourceforge.jp/
- Windowsの場合は「Pleiades All in One」など使用すると各種プラグインも入っていて楽かもしれない。
- Eclipse を日本語ローカライズするためのプラグイン。
- Eclipse 3.6 Helios では上手く使えなかったので今回は保留。
Eclipse-ADT
- Android の Eclipse Plugin。
- Android DDMS 0.9.7.v201005071157-36220
- Android Development Tools 0.9.7.v201005071157-36220
Eclipse のインストール
- Eclipse Helios (3.6) Packages for Mac OS X(Cocoa)
- Eclipse IDE for Java Developers の Mac OS X 64 Bitをダウンロード。
- Eclipse を起動。
- Workspace を適当に設定。デフォルトでOK。
- メニューから Help - Install New Software。
- Add ボタンを押すと入力ボックスダイアログが表示される。
- Name: に適当な名前を入力する。例)Google Android Plugin
- Location: に https://dl-ssl.google.com/android/eclipse/
- Developer Tools という項目が表示されるのでチェックを入れて Next。
- Install Details で以下のインストール項目が表示されるのを確認して Next。
-Android DDMS
-Android Development Tools - I accept the term of th license agreements 同意して Finish。
- インストール中に Security Warning が出る事があるので OK。
- 再起動してプラグインを有効にする必要があるので Restart Now。
- Eclipse - Preferences - Java - Compiler - Compiler compliance settings は 1.6。
-環境にはよっては1.5となっている事があるようで、大量のエラーが出るので要確認。
-JDK1.5と1.6ではアノテーションの仕様が変わっています。
Android SDKのインストール
- http://developer.android.com/sdk/index.html
- Mac OS X (intel) android-sdk_r06-mac_86.zip
- ダウンロードして任意の場所に展開。
- Eclipse - 環境設定 - Android - SDK Location に展開したSDKの場所を指定。
- Send usage statistics to Google.はチェックを外して良い。
Android SDK Libraryのインストール
- Window - Android SDK and AVD Manager - Available Packages より全てチェック。
ダウンロードとインストールに時間が掛かるので、例えば、開発ターゲットを絞るのであれば SDK Platform Android 2.1 だけ選択もアリ。ただ、Android1.6で試したい時もあると思うので全部入れる方が楽。 - Install Selected より全てインストール。
- All Accept して Install。
- インストールが完了すると ADB Restart で Yes として再起動。
Updated ADB to support the USB devices declared in the SDK add-ons.
'adb kill-server' succeeded.
'adb start-server' failed.
と表示されるが気にせず Close。 - Eclipse 自体を再起動。
エミュレータ端末の設定
- Window - Android SDK and AVD Manager - Virtual Devices より New。
- Name: 任意の端末名。例:HT-03aAndroid2.2-HVGAなど判り易い名前。
- Target: 任意のPlatform。例:Android 2.2 - API Level 8
-Googleのサービスを使う場合は Google APIs (Google inc.) - API Level 8 など。 - SD Card: 任意の容量。 例:Size: 100 MiB
-ファイルイメージとしてマウントしたい場合にはFileに指定。 - Skin: 各解像度に合わせて設定。Default(HVGA)
- Hardware: GPS、タッチスクリーン、トラックボールなどの各種デバイスのサポート指定。
- Create ADV で端末作成。
- 作成した端末名を選択して Start でエミュレータ端末が起動する。
- 起動する際に、Launch Options で表示スケールを設定することもできる。
- 作成したエミュレータ端末は詳細が見れるが変更不可能で、変更する場合は作成しなおす。
エミュレータ端末起動後画面
- 左側にHOME画面。
- 右側にデバイスキー。
- マウスやキーボードを使って操作可能。
- Window名に リスンポート番号:端末名 と表示。
- HOMEからMENU - Setting - Language よりUIを日本語選択可能。
エミュレータ端末でのショートカットキー
画面の縦横切り替え: | control+F11 |
Google検索ボックス: | F5 |
トラックボールモード: | F6 |
MENU/画面ロック解除: | F2 |
受話UP: | F3 |
受話DOWN/画面ロック: | F4 |
戻る: | ESC |
プログラムの作成
- File - New - Project - Android - Android Project
- Project name: HelloAndroid
- Contents - Create new project in workspace
-任意適当に設定 - Build Target
-エミュレータ端末の設定と同様にPlatformの選択。Android2.2など。
-Googleのサービスを使う場合は Google APIs の方を選ぶなど。 - Application name: HelloAndroid
- Package name: net.unoh.helloandroid
- Create Activity: HelloAndroidActivity
- Min SDK Version: 8
-必須Androidバージョンを指定。例だと 8 と指定しないと Warning が出る。 - Finish プロジェクトが作成される。
- gen にリソースファイルが自動ジェネレートされる
- src にソーススケルトン。
- エラーとなる場合には Project - Properties - Java Build Path を確認。
- Java Build Path - Order and Export の Android 2.2 にチェックし、OK。
- assets
- res
- AndroidManifest.xml
- default.properties
- ディレクトリとファイルが生成されているのを確認。
- Run - Run - Run As - Android Application で OK。
- エミュレータ端末の画面に HelloAndroid が表示。
- Hello World, HelloAndroidActivity!