あけましておめでとうございます。
chunoです。
弊社には(身内自慢になるかもしれませんが)手練のエンジニアが老若男女問わず揃っており、ギークでもスーパープログラマでもない私にとっては
「一番の下手くそ」
でいられる、成長するためには理想的な環境です。
※参考「情熱プログラマー」第一章の4
とは言え、そういう状況で安穏としているわけにもいかないので、少しでも早く周囲にキャッチアップできるよう努めました。
それらについて、これから述べます。
■周りの人の助力を仰ぐ
入社直後にアサインされたプロジェクトが佳境を迎えていたことに加え、個人的な経験やスキルは以下のような状況でした。- symfony→使ったこと無し
- TDD(テスト駆動開発)→未経験
- memcached→使ったこと無し
- Git→使ったこと無し
結構テンパっていたのですが、良き先輩であるチームメンバーに積極的に教えを乞いました。
質問する際は、ノートに図を書いたりして持って行くと、こちらの「聞きたいこと、理解できていないこと」が伝わりやすくなります。
※無闇矢鱈と質問しに行ってお仕事の邪魔をしたことがあります、ゴメンナサイ...
■ペアプログラミングの提案
TDDに不慣れだったり、自分の開発手法に不安があったりする場合は、ペアプログラミングをお願いするのも手です。
開発方法が学べたり、コードの質も向上します。
ただし、ものすごく疲れるので、細目に休憩は取ってください。
※喫煙者の方と組むと「そろそろタバコ休憩しますか」という提案をしやすいのでオススメです(半分冗談です...)。
■意見することを恐れない
マンツーマンの面談だとそうでもないでしょうが、大勢で参加しているミーティング等で自分の意見を述べるのは、多少の勇気を必要とします。
ですが、意見を持てるということは、それだけ物事を真剣に考えている証拠でもあるので、思うところがあるのなら是非とも自信を持って口に出すべきです。
(もちろん、発言の仕方には十分な配慮が必要ですが...)
なお、意見することで自分が感じたメリットには以下のようなものがあります。
- 皆にとって良い意見であれば採り入れてもらえます
- 自分の考え方と異なる意見を聞く機会ができます
- 自分の発言がキッカケで新たな建設的な議論が始まる可能性もあります
■指摘を受けたら素直に受け入れる
ミスを犯した際はもちろん、各種ミーティングや、設計レビュー、ペアプログラミング等で耳の痛いことを言われても、自分が成長するためのキッカケだと考えて素直に受け入れました。
また、これらをノートやWiki、ブログ等に書き留めておくと、同じ失敗を繰り返す確率が減りますし、自分だけの財産にもなります。
■自動化できるところは自動化する
私はVimで開発を行っていますが、ケアレスミス防止のために、以下のようなスクリプトを「.vimrc」に書きました。
ファイル書き込み時に自動でPHPの構文チェックをしてくれます。
(同様なものは既に色々な方々がネット上で公開されていますが...)
autocmd BufWritePost *.php :call PHPLint()
function PHPLint() let result = system( &ft . ' -l ' . bufname(""))
let headPart = strpart(result, 0, 16)
if headPart != "No syntax errors"
echo result
endif
endfunction
■できないことはできないと言う
どうしても遠慮がちになったり、「期待に応えないと!」という気持ちが強くなったりで、なかなか「No」と言いづらいものですが、スケジュール的なことだったり、その他諸々について無理だと思ったら、正直に伝えたほうが良いです。
それで相手の心象を悪くすることはありませんし、
「では○○だったら可能ですか」
「△△だったら可能です」
といった歩み寄りのやり取りで、双方にとって好ましい結果に落ち着かせることができます。
※「俺ヤル気ねーよ、やりたくねーよ」みたいな態度は論外ですが。
良い意味でも悪い意味でも、見られているものです(普段の立ち居振る舞いだったり、SVNのコミットログだったり...)。
特に入社したばかりの人は目につきやすいので、勤務態度等には気をつけましょう。
そして、淡々と実直にお仕事をしていれば、徐々に周囲の人達も認めてくれるようになり、飲みの席でも一層話が弾むようになります。
そうなるまである程度時間はかかりますが、焦らないことが肝要です。
※myChuno.class.phpとかmyChuno◯◯ってデータの入ったyamlをコミットしてしまってゴメンナサイ...
■見ている人は見ている
良い意味でも悪い意味でも、見られているものです(普段の立ち居振る舞いだったり、SVNのコミットログだったり...)。
特に入社したばかりの人は目につきやすいので、勤務態度等には気をつけましょう。
そして、淡々と実直にお仕事をしていれば、徐々に周囲の人達も認めてくれるようになり、飲みの席でも一層話が弾むようになります。
そうなるまである程度時間はかかりますが、焦らないことが肝要です。
※myChuno.class.phpとかmyChuno◯◯ってデータの入ったyamlをコミットしてしまってゴメンナサイ...
■勉強会やセミナーに参加する
都合がつけば、ドシドシ参加してみましょう。
(私は、PHPカンファレンス2010や、弊社で行われた第一回Symfony2勉強会に参加しました)
他社様の開発事例を耳にしたり、会社の同僚や先輩が発表する様子を目にしたり、自社以外で活躍されているエンジニアの方々と出会うことで、自分に足りないものを認識したり、自分が自信を持てるものを見つけたり...と、得られるものは多々あります。
そして...
もし、本ブログをご覧いただいた方々と一緒に働くことができたら、最高です!